SAPが支えるコンプライアンス
SAPは、コンプライアンスの面でも効果がある。たとえば、売上の架空計上を考えてみる。架空の受注を登録すると、多くの関係者にその情報が共有される。出荷準備の登録をすると倉庫や運送会社へ情報が出力される。秘密裏に架空の売上を上げるためには、多くの関係者を黙らせる必要がある。それは無理だ。部外者に伝わらない伝票を登録できないことはないが、逆にすごく目立つ伝票になって、経理部や監査法人に対しては隠し通せない。
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