JR九州高速船、浸水隠蔽への分岐点
高速船クイーンビートルの浸水隠蔽についての第三者委員会調査報告書を読み解く。この事案で最大の問題は、運航していたJR九州高速船が浸水の事実を三か月を超えて隠蔽したことだ。同社の方針として、浸水の懸念があれば当局に報告することを定めていたにもかかわらずだ。初日は浸水が少量で、通風口などから海水が侵入したものと推定されたのでやむを得ない面もあるが、3日-4日と継続すればそうはいかない。そこが分岐点だった。
« 技術的な挑戦を結果論で否定してはいけない | トップページ | JR九州高速船、方針変更はあったのか »
「コンプライアンス」カテゴリの記事
- テレビ局はどこへ行くのか(2025.02.12)
- フジテレビ問題というよりテレビ局の体質か(2025.02.11)
- 銀行の貸金庫の予備鍵は割り印した封筒で保管?(2025.01.16)
- いっとき間違っても、まっとうな道に戻りましょう(2025.01.11)
- 問題の隠蔽は決してうまく行かない(2025.01.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント