いっとき間違っても、まっとうな道に戻りましょう
高速船クイーンビートルの浸水隠蔽についての第三者委員会調査報告書を読み解いてきた。
この事案で、JR九州高速船がまっとうな道に戻る機会はあったと思う。浸水の記録が2-3日で終わらず記録簿のようになったときに、これはまずいよ、やめよう、と誰かが言えば引き返せたのではないだろうか。それが若い船員だったとしても、公益通報保護法が整備された今の時代に、従業員に黙っていろと言える経営者はさすがにいないと信じたい。
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