内部統制評価を業務担当部署の自分事にする
内部統制報告制度の実効性について考えている。内部統制評価が形骸化したケースがありそうだ。評価してはいるが、三点セット(業務フロー、業務記述書、RCM)は実態と一致しておらず、不備があっても指摘せず、というような。三点セットの維持管理には各業務の担当部署の協力が不可欠だ。毎年当事者が点検すれば、負担はそれほど大きくない。その部署にとっては、内部統制が自分事になる。不備は指摘して、期末までに改善すればよい。
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