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2024年12月 1日

規程に定めた「危機管理本部」は設置されなかった

小林製薬の紅麹原料による健康被害の問題を振り返っている。小林製薬には危機管理規程が制定されていた。重大な製品事故等があったときに危機管理本部を設置することが、その規程に定められている。紅麹原料による健康被害に関しては、早い段階から社長は製品回収や終売の可能性に言及していたという。その時点で原因不明であっても、重大な製品事故には違いないはずだ。危機管理本部で集中的に検討すれば、結果は違ったであろう。

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