評価範囲を間違えないために必要なこと
内部統制報告制度の実効性について考える。内部統制評価の範囲の決め方が実施基準にあり、事業拠点を売上高の大きい順に並べて、上位から累計で連結売上高の2/3を占めるまでを重要は事業拠点とする考え方が例示され、重要性の大きい業務プロセスがあれば評価対象に追加することとしている。「他に重要性の大きい業務プロセス」を洗い出すのが、本社からだけでは難しい。全拠点の幹部に、虚偽記載リスクを理解してもらう必要がある。
« 監査役と社長と内部監査部門 | トップページ | 虚偽記載リスクを理解してもらう方法 »
「内部統制」カテゴリの記事
- 高速船クイーンビートルにおける内部統制、ガバナンスとリスク管理(2025.01.06)
- IT業務処理統制評価の頻度は固定的にしない(2024.12.29)
- 経営者が内部統制を無視する事態を防ぐために(2024.12.27)
- 評価範囲の監査人との協議は説明・説得の場(2024.12.24)
- 内部統制、ガバナンスとリスク管理の関係(2024.12.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント