三点セットを担当各部にチェックしてもらうときの前提
内部統制報告制度の実効性について考えている。三点セットを各部署に点検してもらうと、部署によって固有の修正が生じ、三点セットの種類が増える。そのとき、キーコントロールの手順を共通にしておかないと、運用状況評価の負担が重くなる。さらに、情報システムを共通にしておかないと、IT業務処理統制評価も重くなる。部署固有のアドオンをすると、評価を個別にしなければならなくなるので、よほどの理由がなければ避けるべきだ。
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