外部を頼らず、「内部統制」を確実に
件の経理課長に大金を盗まれた会社は上場企業で、毎年の会計監査を受けていたし、何度かは税務調査もあっただろう。もしかすると、なぜ見つけてくれなかったと経営者は考えたかもしれないが、それは違う。会計監査や税務調査で従業員の不正が見つかることはあるが、それを主目的に監査・調査してはいない。従業員に大金を盗まれて困るのは、第一に会社である。外に頼らず、会社内で不正・ミスのリスクを抑えるから「内部統制」だ。
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