ハラスメント相談への対応の失敗例
ハラスメント相談の対応でありがちな失敗として先入観による「決めつけ」がある。「あいつならやりそうだ」という考えだ。「やりそうだ」と思って調査すると、調査の過程で分かったことがすべて悪いことのように思えてしまう。直接にハラスメントの証拠ではなくても、こういう人間だからハラスメントをしたのだろう、というように。それを防ぐためには、その相談の関係者を知らない外部の人を調査結果の評価に入れるのが有効だ。
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