コンプライアンス相談の匿名
法令違反の内部告発者やハラスメントの相談者が匿名を強く希望する場合、その意向は尊重せねばならない。内部告発やハラスメント相談は注目を集めやすく、誰が通報・相談したのか関心を引く。匿名希望なのにそれを守れなければ、相談窓口は信頼を失い、誰も通報・相談しなくなる。しかし、ハラスメントの場合は調査過程で相談者が誰なのか明らかになることが多い。そのため、相談者がそれに納得するまで調査を保留することも重要だ。
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