内部監査におけるRCM(Risk Control Matrix)の有効性
金融関係の内部監査人は、常識のようにRCMは有効だという。RCMでリスクに対応する統制行為が明確になるので、統制行為の有効性と運用状況を確認すると、監査を遂行できる。金融業では、どの営業所でもほぼ同様な統制行為を運用しているから、同じRCMに基づく監査を基本にできる。一般には、同じRCMを適用できるほど部署ごとの統制行為が似ていない。ただし、共通する業務、例えば個人情報保護や経費管理などについてRCMを作るのは有効だ。
※内部統制評価では、業務プロセスに変化がなければ毎年同じように評価する必要があるので、RCMを作成する。
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