サプライチェーンの共存共栄
理想的には、企業は競争して強くなる。同業の受注競争はもちろんだが、発注者と受注者も厳しい価格交渉の末に取引に至り、その過程で安く買う努力と高く売る努力がなされ、切磋琢磨する。現実は、発注者と受注者は一方が強い場合が多い。発注者が強い場合、受注者はいつも安く買いたたかれる。そこで、「パートナーシップ構築宣言」が登場した。サプライチェーン全体での共存共栄を狙うのだが、共倒れのリスクもあり、結構難しい。
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