技術者の良心
「安全はすべてに優先する」と毎日唱える会社がある。それはよい習慣だ。技術者が良心を失ったとき、安全よりもコストが優先される。それを防ぐ効果がある。
少しでも軽く、薄く、短時間にという挑戦は当然の努力だ。それを究極まで進めれば競争力の源泉となる。しかし、あくまでも「究極まで」だ。過ぎれば安全が損なわれる。建設会社と設計者がお互いに「相手の責任」と考えて良心を忘れた、その結果の強度計算偽装かもしれない。
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