「安全優先」を愚直に守れ
[福知山線の事故でお亡くなりになった皆さんのご冥福をお祈りします。また、怪我をされた皆さんにお見舞い申し上げます。]
列車は制限を大きく超えた速度で走っていたと言う。運行の遅れを取り戻すと減点が減るのなら、運転士は速度制限を守らない。ひとつ手前の駅で大きくオーバーランしたが、その距離をごまかしたと言う。そんなことが日常的にあるような体質ではルールは守られない。
問題を件数で量ると報告がされなくなる。不注意をとがめると仕事をしなくなる。人間はそういうものだ。問題は素直に受け止めろ。そして、「安全優先」を愚直に守れ。
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コメント
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中村さん、コメントをありがとうございます。
本来、人間は素直に生きたいし、お客様に喜んでほしいと思っているはずです。
ウソの報告があったから部下が悪い、自分は指導した、言ったことをなぜ守らない、・・・。そんな話をする経営者・管理者はあちこちにいます。顧客より保身を優先する姿勢ですね。こういう人たちが企業文化を破壊します。
投稿: uocci | 2005年5月 1日 09:06
おはようございます。 中村です。
>問題を件数で量ると報告がされなくなる。不注意をとがめると仕事をしなくなる。人間はそういうものだ。
本当にその通りです。
確かにウソの報告をする側にも問題はある。
しかし、そういう社風を作った企業の責任は重いと思います。
自分の責任を、まずは素直に認めようとしない、JR西日本の姿勢には、うんざりとしてしまいます。
投稿: 中村 | 2005年5月 1日 08:38